キック力をつける
まだ、身体の発達途中のジュニア期において、強いボールを蹴ることに、そんなに拘る必要はないと思っている。
過剰に練習したり、蹴るボールの強さを追求し過ぎて、身体に負担になったり、変な癖をつけてしまう恐れがあるからだ。
うちの子供も、3年の前半くらいまで、ヘナチョコボールしか蹴れなかったけれど、特に問題視もしなかったし、意識した練習もしていなかった。
しかし、ある週末の空き時間に、2人でボール蹴りをしていて驚いた。なんだか急に蹴れるようになっていることに気がついた。
今では、チームでフリーキックやコーナーキックを任せられるほど。
でも、なんにもしてないのに、なぜ?
本人に聞いてみると、今どきの回答が。
なんと!いつの間に、そんなことを。
でも、とっても良いと思った。強制的にではなく、あくまで自主的に、上手な人を真似ていたのだ。しかも昔と違って、動画を見ながらだから、より正確に真似ができる。
足のどこに当てるか、バックスイングはどう意識し、フォローはどうするか、立ち位置は、、、と結構しっかり動画には説明があるようだ。
いまやヴィッセル神戸のディレクターの三浦さんだから、なおの事、分かりやすいのかも知れない。
学ぶの語源は、真似ぶ。
何よりキックの自信がプレー全体の自信にも繋がるようだ。それは、本人にはとても良いことだった。
現代は、海外のサッカーもすぐに観れるし、真似る材料が山ほどある。うまくロールモデルを持ちながら、頑張っていくことも、大切なんだと感じた。