息子をJリーガーにする方法

Jリーガーを夢みる息子と二人三脚で奮闘するパパのリアルな苦悩の毎日を綴ります

ベッカムの怖さ

改めて、デイビッドベッカムのスーパープレー集を見直した。やはり、ベッカムはすごい。

 

ベッカムは、他の選手と、縮尺が違う。

 

普通の選手なら遠くて狙わない距離のパスを通す。遠くて狙わない距離のシュートを入れる。

ドリブルもテクニックというよりは、判断の速さと大胆なコース取りと、スピード。

 

なんか見ていて、普通の選手が感じてしまう「遠さ」を、彼は感じていないんだろうな、と思う。もちろん、その距離を物ともしない精度の高いキックは大前提であるが、視野や感覚の違いがあると思う。

全くの逆サイドから飛んでくるベッカムアーリークロスをピンポイントでダイレクトボレーで合わせ決めてしまうジダンも、かなりすごいんだが、鳥の目を持つかのようなベッカムのダイナミズムは、相手にとって、想定の範囲外となり、とても恐ろしい存在だろう。

 

この鳥の目を、如何にして育めるのだろうか。まだ、キック力が足りないジュニア期において、高い視点を持つには?

 

レーニングは数多あるだろうが、まずは、姿勢かな、と思う。

高い視点を持つには、足元の技術力を向上させ、いかに遠くを見通せる姿勢を維持できるか、が大事だと思う。

中田英寿が、抜群の体幹で常に良い姿勢を維持し、ロングパスを通していたように、ちょっとしたことのようで、とても大切だと思う。

 

ベッカムはような姿勢と視点を、少しずつ育んでいきたい。